8328。

ブログ名の由来解った人は、俺と友達になろうか。((

そんな、妄想話。←(自重してます)

 

今日のこいつは少し違った。

いつもの穏やかなやり方がまるで全部嘘だったみたいに、

激しかった、何もかも。

 

「…やっ、だ……セト…////」

無意識のうちに、唇と両手がセトを拒む。

「…どうして嫌がるんすか?いつもは素直に受け入れてくれるのに」

そう俺に聞いてきた目の前の君は、優しさの欠片も感じられない笑顔を浮かべた。

セトらしくない。

その笑顔に俺は、嫌悪感を覚えた。

 

怖い。

このままヤってしまったら、何もかもをめちゃくちゃにされそうで。

 

「…どうして俺じゃないんすか」

ポタッ、と何かが頬にあたった。

…みず?

 

 

泣いていた。

セトが。

笑ったまま、泣いていた。

 

「…どうして、なんすか」

あぁ、やめてくれ。

「俺だって、伸太郎さんの事満足させてあげられるっす…ッ」

そんな目で、声で、態度で

「…こんなに愛してるのに……!」

そんな可愛く泣かれたら、俺は-…。

 

 

また君を、傷つけたくなる。